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杜仲は、中国原産のトチュウ科の落葉高木です。
樹皮は医薬品として扱われており、葉は煎じて健康茶として飲用されています。
杜仲はグッタペルカという物質(ゴム質の銀白色の粘液)を含み、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があると言われています。
杜仲茶は、日本では1970年代に一度ブームがありましたが、1990年代になって日立造船が缶やペットボトル入りの商品を発売して話題を呼び、再び脚光を浴びました。
現在、杜仲茶は中国からの輸入品が多く、国内では長野県伊那地方で栽培されています。今年7月テレビ番組で特集されブームに拍車がかかり、最近ではネットでも入手が困難になっています。
害虫がつかず、有機栽培に適した樹木
杜仲の樹皮を剥いだり枝や葉を折るとゴム状の銀白色の糸が尾を引きますが、この樹液が「グッタペルカ」です。このため、杜仲は「木綿」や「糸連皮」などと呼ばれることもあり、また、この物質のおかげで杜仲の木には害虫が寄りつかず、有機栽培が可能となっています。
グッタペルカは、酸やアルカリ、塩分にも強く、工業用素材としても使われています。日本には1900年代初めに入ってきましたが、当初は工業製品に使う素材としてでした。
[産地] 中国西南部
[分類] 樹高20メートルにも達するトチュウ科の落葉高木
[学名] Eucommia ulmoides
※学名は「ニレに似た良質のゴム」という意味だそうです。
[別名] 木綿、糸連皮
中国では“三大名薬”の一つ、日本でも使われています
中国では数千年前から今日まで、「内臓器官を補い、心臓を強め、元気をよみがえらせて気力を得、疲労を取り除き、身を軽くする薬」として、杜仲の樹皮を乾燥させた漢方薬を使ってきました。常用できる保健薬、杜仲は、中国の人にとっては不老長寿の生薬なのです。
中国には「本草書」という薬物の書物がありますが、杜仲は人参、鹿茸(鹿類の幼角)とともに“三大名薬”の一つとして必ず紹介されています。
また、1976年には、中国の研究機関が、杜仲には「血圧を緩やかに降下させ、血行障害を改善する」「利尿作用があり、腎臓にもやさしい」「リウマチや神経痛のような関節痛に対して効果がある」「鎮痛剤としても認められる」といったことを、年次報告書で発表しています。
日本では杜仲の樹皮は医薬品として扱われています。
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注目のダイエット効果は、主にゲニポシド酸などの成分によるものです。
ゲニポシド酸には、肝臓の脂質の代謝機能と大腸のぜん動運動を促進させ、脂肪やコレステロールの再吸収を抑制して体脂肪を減らす効果が期待されます。
また、ゲニポシド酸は副交感神経に働きかけ、その刺激で血管が拡張し、末梢血管の血流の抵抗が減って血圧の上昇を抑えることができると考えられています。
脂肪減少、肥満軽減、血行促進・血圧降下、冷え性の緩和、自立神経失調症・ストレス性胃炎の改善など[杜仲茶の健康効果(J-Medical)より]
(注)杜仲茶は健康食品ですので、これらの効果・効能をうたっているものではありません。
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